薬膳教室

薬膳とは、中医学の理論に従って、食材や生薬が持つ性質、味、作用を理解し、季節、体調、体質、年齢、生活環境を考慮して作る健康の維持・増進、病気の予防・治療・回復を目指す食事のことです。

毎日、美味しい薬膳を食べることで、心も身体も満たされ、幸せを感じ、自然治癒力、免疫力アップとなり、病気になりにくい身体になります。

自然の食物が、私達を養い、健康を保ち、病を癒すことは、はじめに神がこの世界を造られた際に、そのようにデザインされたことからも分かります。

はじめに、創造主である神様は、私達、そして生きるいのちのある、地のすべての獣、空のすべての鳥、地の上を這うすべてのもののために、すべての緑の草を食物として与えてくださいました。

創世記 1:29−30
神は仰せられた。「見よ。わたしは、地の全面にある、種のできるすべての草と、種の入った実のあるすべての木を、今あなたがたに与える。あなたがたにとってそれは食物となる。
また、生きるいのちのある、地のすべての獣、空のすべての鳥、地の上を這うすべてのもののために、すべての緑の草を食物として与える。」すると、そのようになった。

自然界には、数えきれないほど豊富な食物が存在し、『中薬大辞典』に収載されている植物は、11,146種もあります。

自然界の創造の順番は、まず光(太陽)、それから地表を覆っていた水が分けられ大空(天)、大地、そして植物や果樹、昼と夜、あらゆる生き物や動物が創造され、最後に人間が創られました。それらはすべて非常に良く、完璧で、美しい地球の姿でした。

創世記 1:31-2:3
神はご自分が造ったすべてのものを見られた。見よ、それは非常に良かった。夕があり、朝があった。第六日。
こうして天と地とその万象が完成した。
神は第七日に、なさっていたわざを完成し、第七日に、なさっていたすべてのわざをやめられた。
神は第七日を祝福し、この日を聖なるものとされた。その日に神が、なさっていたすべての創造のわざをやめられたからである。

この地球上の自然も人間も創造主である神様の意思によって創られたのですから、人間は自然と一体であり、自然の影響を受け、自然と調和することで健康が保たれています。

創世記 2:7
神である主は、その大地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。それで人は生きるものとなった。

春の新緑と共に気持ちが高揚したり、梅雨の湿気により頭が重く感じたり、食中毒など脾胃の調子を崩したり、夏に心の働きが盛んになり熱中症になりやすくなったり、秋に咳や喘息など肺の症状が出たり、冬に頻尿、腰膝関節が痛くなるなど腎の症状が出るなど、私達の気持ちや各臓器の働きは、自然界の影響を受けていることが分かります。

食物には、寒性、涼性、平性、温性、熱性という5つの性質があります。例えば、夏野菜のゴーヤやナスやトマトは、身体の熱を取る効果があります。夏に身体を清熱する野菜が採れるということは、旬の食物は私達を健やかに保つために与えられた素晴らしい恵みなのです。

また、食物の酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味・ 痰味などの味があります。そして、この味にも効能があり、それぞれ作用する臓器が異なります。例えば、疲れた時に甘いものが欲しくなるのは、甘味は、脾(胃腸)に作用し、疲れを改善し、胃腸虚弱を補い、痛みを緩和するからなのです。私達の身体も自分の知識に関係なく、身体がこのように自然に応答するのも、自然、そして動物や人間を創造された創造主である神様の素晴らしい創造によるものなのです。

さらに食物には、気の巡りを上げたり、下げたりする食材があります。気の巡りには香りが作用し、柑橘類の香りは気の巡りに作用します。例えば、頭に気が停滞してしまうと、鬱になったり、興奮し不眠になるので、気を下げる陳皮(蜜柑の皮を乾燥させた生薬)によって精神を安定させることができるのです。

このように、全ての自然の食物が持つ性質、味、作用する臓器を理解し、季節、体調、体質、年齢を考慮した美味しい食事(薬膳)を食べることで、私達は心も身体も満たされ、幸せを感じ、健康の維持・増進、病気の予防・治療・回復を目指すことができるのです。

「薬膳教室」では、薬膳に関する食材やレシピをご紹介したり、エデン農園のNoah’s Gardenで薬膳教室を開催しています。薬膳教室のイベント案内は、エデン農園または薬膳教室のインスタグラムでご案内しています。

日本国際薬膳師会ウェブサイトの「暮らしの中の身近な食薬」、「私の街のおすすめ食材」、「今月の薬膳」に執筆しています。

日本国際薬膳師会設立20周年記念誌に掲載された論文

薬膳教室レポート

「季節を楽しむライフスタイル 薬膳教室 ースギナ天ぷらとよもぎ餅ー」

エデン農園では、参加者の皆さまをおもてなしするように、スギナとよもぎ以外にも、ベストタイミングでスナップエンドウやそら豆、新玉ねぎも旬を迎え、これらも収穫し天ぷらにすることができました!

薬膳教室では、中医学薬膳や五臓、これから梅雨の季節に向けて、湿度の影響を受けやすい脾(胃)を健康に保つ薬膳についてお話させていただきました。

【本日の流れ】

11:15〜11:40 ウェルカムティー(スギナ茶)とイントロダクション中医学薬膳と五臓のご説明

11:40〜12:00 エデン農園で収穫

12:00〜12:30 天ぷら、お赤飯、お餅作り

12:30〜13:30 スギナ、スナップエンドウ、そら豆、新玉ねぎの天ぷらとお赤飯の試食、ローズマリージンジャーエール

脾(胃)を健康に保つお話

13:30〜14:00 よもぎ餅作り

14:00〜14:30 よもぎ餅の試食

お天気にも恵まれ、祝福の1日でした🥰

薬膳の食材&レシピ集